シルクボディタオル・キビソ肌友だちを紹介します。
2018.12.16
綺麗な肌でいたい。
女性なら誰でも考えることです。
渡文は絹‘シルク’で作る帯を大切にしてきました。
渡文の帯は締めやすく、お洒落であると好評いただいてきました。
そんな渡文では絹つまりシルクの中でもきびそという希少価値に注目した商品を作っています。
きびそは蚕が初めて出す絹糸で全体の4%しか生産できません。
そんなきびそを使ったキビソタオル・キビソ肌友だちを製造販売しています。
シルクのボディタオル「きびそ肌友だち」肌に優しいきびそのタオルを紹介します。
渡文の絹へのこだわりと洒落帯
渡文は創業明治39年創業の帯の製造会社です。
日本は明治維新の殖産興業で明治43年には生糸生産量が世界一になります。
これはアメリカがナイロン生地を作るまで日本の主産業でした。
渡文の初代文七はその繊維業界の沸騰期に帯の製造を始めました。
また渡文の歴代当主は既存の意匠に拘らない独自のデザインを取り入れます。
渡文には創業以降、今に至るまで試作した帯地が残っています。
戦前にエジプトの壁画を参考にした帯や世界中の動物の絵を模した帯地などが今も残ります。
繭の最初の糸きびそに着目
きびそとは蚕が最初に吐く繭のことを指します。
きびそは一番最初に吐く繭の一番外側を守る頼もしい糸です。
このきびそにはセリシンの効果があります。
セリシンとは繭の中に含まれるコラーゲンに似たたんぱく質です。
きびそから獲れるセリシンは3500年前から富裕層の若返りに使われてきました。
このようにきびそは肌にとても効果があると昔から言われてきました。
きびその漢字は生皮と書く
そんなきびそは漢字にすると生皮と書きます。
きびそは蚕の一番外側の皮の部分になります。
そしてきびそは蚕が吐き出す際は生ですね。
きびその漢字は生皮と書きます。
豆知識でした。
きびそでつくるキビソ肌友だち
そのきびそを使ったシルクのボディタオル・キビソ肌友だちを渡文では製造販売しています。
身体を洗う際は、普通は擦ることで身体の汚れを取ります。
しかし、肌がカサカサになってしまいますね。
キビソ肌友だちにはセリシンが含まれているので、肌の保湿力を高めます。
結果、お風呂あがりの肌をつやつやにする効果があります。
きびそに含まれるセリシンは化粧品にも極僅かですが入っていることもあります。
そのセリシンがキビソ糸には30%近く含まれています。
販売開始以降、シルクボディタオル・キビソ肌友だち・は大変好評で売切になる時期もあります。
テレビで関係会社が取り上げられたこともありました。
キビソ肌友だちへの渡文のこだわり
キビソ肌友だちは明治以降、西陣の帯屋渡文のこだわりでもあります。
戦後、衣類は簡易な服装へと転化し、着物も着る人が減る一方です。
しかし西陣で帯を作り続けることは日本の文化産業の維持でもあります。
渡文は絹で帯を作っています。
きびそは絹に関係していなければ入手が困難です。
西陣の伝統の結晶の一つとしてキビソ肌友だちはできあがっています。
キビソ肌友だちは、帯に比べて価格が手ごろです。
キビソ肌友だちを使っていただき西陣への興味を持っていただきたいと思います。
使用した感想をまた教えてくださいね。
渡文のきびそ肌友だちは以下のネットショップから購入できます。
https://www.watabun-shop.com/kibiso_top.html
シルクボディタオル・キビソ肌友だちを紹介しました。