長崎で渡文の帯の販売会を行いました。
2019.08.31
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日本最西端の長崎。
江戸期は日本と外国を結ぶ懸け橋ともなりました。
そんな長崎の町は文化交流が昔から盛んな地域です。
今回は長崎の地で渡文の帯の販売会を行いました。
長崎は着物の文化が長く続いた場所
長崎は安土桃山時代に貿易のためにつくられた港町です。
そして江戸期いっぱいは中国・オランダとの交易の窓口でした。
長崎の貿易は非常に地域を潤したといわれています。
奉行所が還元として砂糖を町民に配ったという話もあります。
そんな長崎は一番華やかな時間として江戸期を謳歌します。
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長崎のお祭りといえばおくんちですね。
おくんちは着物で参加される方が多いとか。
長崎はその時代の文化の余韻が今に残っているように思います。
町を歩くと様々な表情があって楽しいですね。
その楽しさが長崎観光の魅力だと思います。
長崎平山茶道会館さま
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そして長崎には平山茶道会館という施設があります。
茶道の振興を目的に設立された会館です。
平山茶道会館は財団法人ではなくて有限会社で経営されています。
そして2020年には40周年となります。
地域の茶の湯の拠点として表千家・裏千家・鎮信流などの流儀の方がお茶を学ばれています。
先月、帯の販売会の下見にお伺いしました。
その際に、会員のみなさまの雰囲気がとても良かったのが印象的でした。
40年の間で会館と会員のみなさまの信頼関係が醸成されている印象でした。
そして、平山茶道会館さまで帯の販売会をさせていただくことになりました。
長崎で帯の販売会と講演会・呈茶席
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長崎で渡文の帯の販売会を行うにあたり、講演会と呈茶席も設けることになりました。
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私は西陣の歴史とコーディネートについてお話させていただきました。
西陣の歴史については奈良の藤丸さんにお願いしました。
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帯の会社には各界からコーディネートの依頼が来ます。
雑誌やパーティーでの著名人の御召し物での相談があります。
そんなことも紹介させていただきながら、1時間半お話させていただきました。
福岡や神戸からお越しくださった方もいらっしゃいました。
販売会も想像以上の結果で、充実した販売会になりました。
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長崎でも定期的に販売会を行っていきたいと考えています。
また告知を致しますので、ご興味のある方はチェックしてみてください。
長崎で渡文の帯の販売会を行いました。