上賀茂神社の読み方と歴史や御祭神について
2019.06.24
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京都市には山城国一之宮上賀茂神社が鎮座します。
上賀茂神社の読み方と歴史や御祭神について紹介します。
上賀茂神社の読み方は賀茂別雷神社・かもわけいかずちじんじゃ・
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上賀茂神社は正式名称「賀茂別雷神社」といいます。
読み方はかもわけいかずちじんじゃです。
京都には、賀茂別雷神社とその南側に賀茂御祖神社があります。
京都の中心から少し東北の場所に鎮座します。
京都市民はその賀茂の神社が南北にあるので上賀茂・下鴨とよんだのでしょう。
上賀茂神社の読み方は賀茂別雷神社・かもわけいかずちじんじゃ・です。
上賀茂神社の歴史は山城国風土記逸文まで遡る
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上賀茂神社の歴史は山城国風土記逸文まで遡ることができます。
また、上賀茂神社社伝では神武天皇の御代に記録が残っています。
また、記録としての上賀茂神社の歴史は698年に六国史に残っています。
京都市内でも最も古い神社であることを上賀茂神社の歴史は物語っています。
上賀茂神社の御祭神は賀茂別雷大神
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上賀茂神社の御祭神は賀茂別雷大神といいます。
賀茂別雷大神は下鴨神社の御祭神賀茂建角身命の子神です。
上賀茂神社の社伝では賀茂山の麓に賀茂別雷大神が降臨したといわれています。
賀茂別雷大神は字を見ると、雷・ひかりということでしょうか。
父神の賀茂建角身命は伝承では光となって神武天皇の東征を助けたといわれています。
そこから考えると、賀茂の神様は‘光’にまつわる神様と言えるでしょう。
また、天照大神は太陽を表しているともいわれています。
この時代、稲作という文化の進出と共に、天候が非常に重要になってきたのでしょう。
太陽と共に、雷もまた天候を見る一つの畏怖も込めた存在になったのでしょう。
このことを書いていた思いましたが、雷は季節の変わり目を表します。
雷が鳴って、大雨が降り、夏を迎えますね。
上賀茂・下鴨神社は鴨川の隣に鎮座します。
水というものもまたこの神社のテーマのように思います。
奈良の都は水不足に悩んだことが遷都の理由の一つでした。
京の都を作る際には、貴船神社を始めとする水源は非常に重要でした。
上賀茂神社の読み方や歴史・御祭神について紹介しました。